【 2009年11月アーカイブ 】
■ 事業仕分け~兆の重み~
毎日毎日、ニュースで事業仕分けのことが取り上げられています。今一番の政治面での関心事でしょうか。「廃止」「見直し」「予算削減」など、模造紙に仕分け人の取りまとめ事項が記載されますが、学生時代のグループミーティング結果の発表みたいな感じですね。
概算要求95兆円に対して税収37兆円・・・これではどうしようもありません。仕分け人にバッサバッサ斬られるのは止むを得ないでしょう。
ところで。一兆円ってどのくらいの大きさなのでしょう。以前研修を受けたらこんなような説明がありました。
「毎日100万円ずつ使っても100万日(約2740年)かかる金額です」(-_-;)
一兆円とは物凄い金額なんですね。報道では簡単にこの「兆」という単位が飛び交ってますが、このように考えると庶民は唖然とするばかりです。
こんな火の車の財政の中、一番大事なのは国としてどのような方向へ向かうのかを明確にしたうえで使うお金に優先順位をつけることなのではないでしょうか。これは国家戦略論であって、これからの私たちの行く末を決める最重要課題であると思います。それが十分国民に伝わっていないと思います。予算を削減される側ではその必要性を訴えてなんとか廃止や削減されないように色々言っていますが国単位の全体的な視点で言っているわけではありません。仕分け人も3兆円削減というノルマみたいな存在があるからか、ただ削減することに偏りがちに感じられます。仕分け人には国家戦略が根底にあるのでしょうか?ただ削減ありきでは将来が心配です。
■ えびす講花火大会
昨日はえびす講の花火大会がありました。ちょうど開始時間の18時頃来客を見送りに長野駅に来ていたので30分位見てました。新幹線改札口から東口方面に向かい右手側の手摺があるエリアに人が集まっていたのでそこで見ていましたが、結構綺麗に見れました。
この時期に花火大会をするのは全国的にも珍しいんだそうですね。
■ 自販機収入を使った消費税還付にメス
アパートやマンションの建築費にかかる消費税の還付を受けるためのスキームに改正のメスが入るかもしれません。
通常、貸付用住宅の建築費にかかる消費税は、そもそもその収入となる住宅家賃が消費税において非課税とされているため、納税者はその還付を受けることはできません。しかしながら、その完成引き渡し後家賃収入が発生する前にその貸付物件に自動販売機を設置することで意図的に消費税の課税売上を計上し、そこで課税期間を区切ることで建築費にかかる消費税の還付を受けようとするスキームが存在しています。この適用例がある程度の数になっていることもあるのか、このスキームをシャットアウトしようとする動きがあります。
実は、以前私もこのスキームを積極的に展開してほしいと某住宅メーカーの方から言われたことがあります。その時にもお答えしましたが、このような際どい方法で税対策をしようとするものは殆ど近い将来歯止めがかかり、逆に問題が大きくなる場合があると申し上げお断りいたしました。現時点でこのスキームを取り入れようとしている方々は早急な検討が必要だと思います。
過去にも生命保険で全額損金タイプのものが半分とか4分の3にまで資産計上となったりと、今までの経験上大概の「節税の目玉」と呼ばれるものはシャットアウトされてきています。税に関しては「美味しい話」ほど危険が伴うことを理解する必要があると思います。
■ 懐かしい味
先日、関ヶ原に行った時のことを書きましたが、書き忘れたことがありました。
名古屋にある「すがきや」のことです。すがきやといえば・・・そう、今は無きジャスコ長野店の1階フードコートにあったラーメン店です。私と同世代以上の方はたぶん覚えているのではないでしょうか?あの白いスープのラーメンを。そしてあの丸いスプーンの先にちょこっとついているフォークを。懐かしいですよね・・・
で、名古屋駅の地下街に店舗があることを知り、行ってみましたがどうも味が違う!!あの時食べたラーメンじゃない、しかも値段が高い、はたまたあのフォーク付きスプーンがない と食後残念な思いで名古屋の街を歩いていたら、またしてもすがきやがある・・・
こっちの店はメニューから外装から値段まで思い出とほぼ一緒。チェーン店とはいえ長野では店がなく食べられない、是非思い出に浸りながら食べていきたい・・・しかし、10分前にラーメン食べたばっかり。どうしようと思いつつ、後悔先に立たずと都合よく自分を納得させ、まあ替え玉と一緒か と自己弁護しながら懐かしい「肉入りラーメン」を食べました。食後は満腹で苦しかったですが、いい思い出になりました。
■ 神田神保町界隈
先日、神田神保町へ行ってきました。数年前、受験生時代のホームグラウンドですので色々な店を知っておりますが、久しぶりに知る人ぞ知る「ミッキー」というゲームセンターへ行ってきました。このゲーセンの特徴は、ズバリ「レトロ」ものです。正直言って最近の、というかここ20年来のゲームは全然わかりません。私が知っているのはブロック崩しに始まりインベーダー、ギャラクシャン、ギャラガ、ゼビウスといったシューティングものが全盛期のころのものばかりです。で、ここにはいまだにインベーダーやギャラガなどが置いてあるんです。しかも1ゲーム50円!昔は100円で、中学生のころには1ゲーム遊ぶだけでも相当な出費でした(^_^;)

結局4ゲームやりましたが相当腕が落ちたと実感しました・・・
で、その日、たまたま神田の書店街でイベントをやっていてお祭りのような賑わいでした。歩行者天国になっていて、道路上に各店舗の方々が本を並べて売っていたり、露店が出ていたり。とても人が多くてろくに本を見られないかなと思っていたところ、一つだけ税務関係の書籍のブースがぽっかり客がいなくて空いてました。その業界人ゆえ立ち寄ってみると「70%」というディスカウントの札があったので「30%引きかな」と思っていたところ、なんと「70%OFF」ということでした。で、会社法や税務関連の5,000円以上する本も70%OFFで1,500円位で(もちろん中古本や旧刊でなく)売っていて、しかも「お釣りがないから1,000円で良いよ」とまで言われてしまい、大変恐縮して買ってまいりました。当のご主人も「ほんとはあんまり売りたくないんだよ~」と言っているような状況でして・・・大変お得な買い物でした
■ サムスンの凄さ
新聞によりますと、日本の電機大手9社の業績が回復し、営業黒字になった会社も出てきた という記事がありました。その際にある数値を見て驚愕しました。
日本の名だたる大手電機(日立、パナソニックなど)9社の7~9月期の合計営業利益は1519億円なのに対して韓国のサムスンはなんと同期の営業利益が3260億円だそうです。日本の大手電機が寄ってたかって(変な表現ですが・・・)もサムスンの半分にも満たないのです。
なぜこんな違いが・・・
やはり記事によりますと、これは「技術力」でなく「経営力」であると総括されていました。
日本の企業は景気悪化時には投資にブレーキをかけ徹底的な減産や効率化体制に入るけれども、サムスンは逆に景気悪化時を好機とみて設備を増強し、景気回復時に圧倒的な生産力でライバル他社を圧倒するのだそうです。
また、日本では半官企業的な国内市場にとどまるのに対し、サムスンは母国の市場が小さいためグローバルな戦略をとるといいます。
根本は経営力。もっといえば日本の電機大手社長はサラリーマン社長、サムスンとは違うのだそうです。
想像以上の大差に本当に驚きました・・・







