【 2010年4月アーカイブ 】
■ 計画経営の重要性
大手製造業を中心に、新興国による外需拡大の恩恵等により景気が回復してきている と経済新聞では報じられていますが、中小零細規模では相変わらずの厳しい状況が続いている企業が大半であるのが実情ではないかと思います。
中には黒字経営化の達成が必達目標である企業も数多くあります。この目標を達成できなければ金融機関による新規融資に支障をきたすケースもあり、企業としてはまさしく死活問題です。
そのために、目標を定め⇒実現するための計画を立て⇒実績と比較検討し⇒次の行動に反映させる といった計画経営を行うことは非常に重要です。
ところで、我々は自分の体について健康診断で問題が見つかった場合、気になるのは過去のことでしょうか?
「あのときの不摂生がいけなかったな・・・」などとは思うでしょうけど、気になるのは今後のことではないでしょうか。例えば血糖値が高いと診断され、Drに「このままいったら糖尿病になりますよ」と言われたら、適正血糖値(目標)を設定し、改善のための食生活を見直し(行動)、定期的な検査を行い(予実対比)、結果から今後の行動を見直す というサイクルを考えると思います。この病気を「企業の問題点」と置き換え、経営に当てはめれば「計画経営」となる訳です。
よく、計画経営の重要性の議論には「先のことなどわからないから、計画立てても無駄だよ」という意見を耳にします。しかしこのように病気に例えたら、計画経営をした場合としなかった場合でどちらが永く健康でいられるか、明白であろうと思います。
先日、関与先の社長様にお越しいただき、黒字化を達成するための経営計画立案を御支援させていただきました。今後どのように支出を削減し、どのように営業努力をしたら利益が計上できるのか をシミュレーションを通して何度も何度も見直した結果、「よし、これで行こう」という経営計画、言うならばロードマップが完成しました。利益計上に向け、抜本的な人件費対応や徹底した無駄の削減などを計画にくまなく織り込んでいて、ボリュームも某大なので「計画通りの行動ができているかな?」と半信半疑でその後お客様にうかがいましたが、着実に行動に移されていました。「計画通りに行動して、必ず結果を出す」という強い気持が伝わって来まして、現場でも計画経営の重要性を強く実感しております。
私は税理士ですから、税務会計が本業です。これを疎かにする気持はありません。しかし、お客様に本当に役に立つ会計人というのは「済んだ過去のことを整理して申告する」ことよりも「これからどうあるべきか」に主眼を置く会計人であると考えております。今後もお客様の計画経営をサポートして参りたいと思っております。
■ プチ バスの旅
少し前ですが、前々から実行を計画していた「都営バス1日券の旅」を実行しました。当初は朝早く起きて、丸一日ががりで…と思っていましたが、結局寝坊し、半日の旅になりました。
まず向かったのは・・・業平橋方面。スカイツリーの建設現場です。高さで東京タワーを抜いた直後頃です。

続いて、錦糸町~東陽町を経て新木場へ。「もんじゃ屋形船」に乗船し、お台場までの船旅を楽しみながら「もんじゃ、やきそば、お好み焼き」といった「粉もの」&アルコール類を爆食爆飲。
最期に新木場~レインボーブリッジ~浜松町でクロージングです。バス乗車回数合計6回。1乗車あたり200円ですから本来1200円かかるところ、一日券は500円なので十分元は取れた と自己満足。
特に最期に乗ったレインボーブリッジを通るバスは普通運賃で乗車していいのか と思うほど綺麗な夜景を堪能でき、大満足でした。しかし写真を撮り忘れてしまいました・・・
■ 呼吸を合わせる
私が小学校の児童だった時の話です。
体育の授業で二人三脚の競走がありました。当時私の足の速さはクラス中上位3割位の位置にいまして、二人三脚で一緒に組んだ人もだいたい同じくらいだったと思います。
1レース(競馬じゃないんですが・・・)あたり5組ほどがエントリーして競走するのですが、我々と同じレースにはクラスで足の速いランキング1位と2位のペアがいました。だれもがその1位2位ペアが勝つと思っていたことでしょう。
しかし、勝負はしてみないとわからないものです。勝者は我々のペアでした。
別に1位2位ペアが転び、それに乗じて我々が勝ったのではありません。勝ったのは「呼吸を合わせた」からだと思っています。
このときの教訓として、どんなに優れた者同志が組んでもコンビネーションが悪ければ結果は出ない。逆に劣る者同志でも相手の長所や良さを認め合い、その良さを引き出しあえれば好結果を生む ということを得ました。その基本となるのが「相手と呼吸を合わせる」ということだと思っています。
ちなみに、その時ペアを組んだ彼とは今でも友達です。
■ 最も深刻な"「J」"
昨年7月7日のこのコラムに明暗を分けた「J」とこれからの「J」ということを書きました。「明のJ」はJR、「暗のJ」はJAL、「これから真価が問われるJ」は「JP」ということだったのですが・・・
でも…
最も問題なのは…
これらの「J」そのものである「JAPAN」なのではないでしょうか?
資源がなく、食料自給率も低く、かつて「経済は一流、政治は三流」と言われていましたが、今や「経済は二流、政治は論外」とまで諸外国から酷評され、借金は某大。
浜田省吾の「J・BOY」という曲の歌詞には「J・BOY頼りなく、豊かなこの国に、何を懸け何を夢見よう」というのがあります。かなり前の曲ですが、偽りの豊かさにある今の日本を予見していたかのような的確な歌詞です。
しかしながら我々がすべきことは、他の批判やこうしてほしいああしてほしいと願望するのではなく、沈没しそうな「日本丸」の一船員としてしっかり襟元を正すことではないでしょうか。そう考えたとき、私の使命は職業会計人として危機意識を持って企業経営の良き助言者として日々精進し、お客様の発展に貢献するということに回帰するのです。
■ 無念
巨人の木村コーチが亡くなりました。本当に残念でなりません。謹んでご冥福をお祈りします。
前々回載せた広島の緒方選手引退試合のときの映像をリンクします。
合掌
■ おめでとう、田中先生
先週土曜日、20年来の付き合いになる税理士の田中先生の結婚披露宴があり、出席させて頂きました。新郎は40代前半、新婦は20代前半と「年の差カップル」ではありますが、とってもお似合いの素敵なカップルです。私も緊張の中スピーチさせていただきました(^_^;)
普段からニヒル(最近使わない言葉でしょうが…)な新郎も二次会では「チューコール」の嵐の中何度もキスさせられ、照れまくっていました。
末永くお幸せに!!


■ 木村コーチの回復を祈る
昨日の広島VS巨人戦開始前、巨人の木村コーチがくも膜下出血で倒れ、意識不明の重体という衝撃的なニュースがありました。
木村コーチは元広島の選手で巨人に移籍し、引退後巨人のコーチになりました。昨年引退した広島の緒方選手の引退試合の際、緒方選手が守るセンターへフライを打ち上げた時の何とも爽やかな笑顔が忘れられません。
守備でも素晴らしかった緒方選手の最期の晴れ舞台。1イニングしか守りにつかない緒方選手にファンの誰もがセンターを守る緒方選手のところに打球が行き、緒方選手が華麗に捕球する場面を見たいと思っていました。そんな時、打席に立った広島時代の同僚、木村選手。木村選手の打球は狙ったかのように緒方選手へ向かって飛んでいきます。その時の木村選手はいわゆる「凡打」を打ったにもかかわらず、元同僚の晴れ舞台に華を添えられた満面の笑みでいっぱいでした。木村選手はなんて爽やかな、素晴らしい選手なんだ・・・本当に感動しました。
そんな木村コーチが倒れたことは心配でなりません。一日も早い回復を心より祈ります。
■ 大手生保上場による取得株式・現金の課税関係
昨日、某大手生保会社が相互会社から株式会社へ組織変更した関係で、保険契約者が割り当てを受けた株式・現金の税務上の取扱については、平成13年7月11付で国税庁が回答した別の某大手生保会社の組織変更に関する照会事例がそのまま適用となる見込みです。
従って、個人であれば一時所得として他の一時所得との合計額が特別控除額50万円以下であれば特に課税関係は生じませんので、他に一時所得がない場合、一株当たり売出価格14万円から計算すると取得株式数が概ね3.5株以下ならば(端株は現金で受け取ることとなりますが)課税関係が生じないこととなります。
■ 新年度スタート
多くの企業では今日が「元旦」にあたりますね。厳しかった前期から心機一転、頑張ろうと思っている経営者の方も多いと思います。
個人も企業も「1年の計は元旦にあり」は同じですね。過去を悔やんでも仕方ありませんから、明るく目標をもって1年頑張りましょう。







