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■ 海外から学ぶべきことの多さ~その1~
久しぶりの更新となってしまいました・・・
9月は業界的にも自分自身にとってみても一番時間的に余裕のある月(資金的には余裕ありません)でありまして、近隣国へ久しぶりに旅行に行ってきました。
その中で、海外から日本を見つめなおしたときに、特に精神面で学ぶべきことがいかに多いか実感しました。
一番それを感じたのは、ソウルの戦争記念館に行った時です。とてつもなく広い敷地に資料館があり、屋外には戦闘機や戦車など武器が展示されていましたが、中でも至る所に弾痕の残る軍艦が一際目につきました。はじめは軽い気持ちで記念撮影をしたりして見学していたのですが、その艦がどうして展示されているのか、その経緯を映像化したCGを見せてもらったときに愕然としました。
その艦は、北朝鮮の軍艦が軍事境界線を越えて韓国領海に侵入した際応戦して傷ついた艦であり、その戦闘時に22、3歳の青年が6人も命を失ったその実物の艦だったのです。そうとも知らず、私は艦橋で笑顔で記念写真を撮ったりしていました。あまりに緊張感のない自分の行動を恥じたのと同時に、現地では命を懸けて国を守った青年のことを親が子供に伝えている光景を数々見せてもらい、日本ではありえないことだと感じました。事の是非は色々あるのでしょうが、現代の日本人はあまりにも緊張感がなく、経済面でも韓国や台湾に押されている理由がわかる気がしました。
ソウル駅では、迷彩服を着た青年とその彼女と思しきカップルがデートしている光景をよく目にしましたが、彼らは兵役中であって、有事になれば命がけで戦わねばなりません。その緊張感が精神面を鍛え上げているのでしょう。それがあたりまえの国と安全で命を失う心配がない国で悠悠自適に生活しているのとでは将来雲泥の差が出るのは当然です。
日本人観光客もたくさん訪韓していましたが、その日本での生活の延長線上で楽しんでいるだけのようでした。もちろん、自分自身もその緊張感のない一人であることに違いはありませんのでまず自戒すべきことだと思っております。
現地の人は日本人と現地人と容易に見分けることができるとのことでしたが、着ているものや身につけているもの以外に、身からにじみ出る緊張感の無さが見分けるポイントになっているのではないかとも感じてしまいました。
最近の論争では「子供世代に借金を背負わせない」などと国の借金の多さやその対応のための増税論議がなされていますが、これからますます厳しくなる世界レベルでの競争を子供世代が勝ち抜くための「精神論」については全く議論がされていません。このままでは精神的に国が崩壊する危惧をどうして政治が取り上げないのか。真剣に考えなければならないのではないでしょうか?


